好きな利用者、嫌いな利用者

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好きな利用者、嫌いな利用者

人間ですから相性はあります。好感が持てる人もいれば、苦手な人もいます。ある意味当たり前です。

特に、表面的ではなく人間の深い部分に関わり、寄り添う職種である介護はこの人間としての当たり前のことが難しい問題だと思います。


私としては究極のところ、好きな利用者、嫌いな利用者がいて良いと思います。むしろ当然です。無理してストレス溜めることは介護職本人にも、利用者さん自身にも悪影響だと思います。



大事なのは、そのような好感や苦手意識を持ちながらどのように利用者さんと接するか?介護していくか?と言うことだと思います。




苦手だからと言って避けたり、話さないということは専門職としては論外です。デイ等はそのような介護職の言動は顕著に現れ、見ている人はしっかりと見て感じています。

苦手な利用者さんとは話さず、好感の持てる利用者さんとばかり話す等・・・


あくまでもプロですから、人間としての当たり前は認めつつも、しっかりとした態度とスタンスで関わる必要があります。



私はあまり、苦手な人はいません。というよりも苦手にならないようなテクニック??(この言い方が正しいか微妙ですが)を心がけています。



どういうテクニックでしょうか?




まず、自分が苦手とする利用者さんの一体何が苦手かを明確にするのです。そして、その苦手な要素を何故自分が受け入れられないのかを明確にします。そのためには、自分の価値観を明確にする必要があります。そして、何故利用者さんが自分が苦手とする要素を持っているのかを考えます。最後にどう介護していくことが大事かを考え、接していくのです。

@利用者の苦手要素を明確化する
A自分の価値観を明確にし、何故苦手要素を受け入れられないか考える
B利用者が苦手要素を持っている理由を考える
C上記を踏まえ、自分がどうその人に接していくか考える

これを行うと、ある程度苦手というものだけではなく、専門職としていかに関わるかということが考えられると思います。



以前挙げた利用者さんを例にしてみます。(そんなに苦手ではなかったのですがf^-^;)

@デイで古株なことで、自分より後に入ってきた人間に対して目下に見るような言動がある。

A私は人に対して誠実に対等に接したいし、上下関係を押し付けられることが嫌い。

B利用者さんは幼少の段階で母親との良好な関係を築けなかった。そのことで長い間、人との信頼関係作りが上下でしか成立せず、常に我を張り、自分を誇張し上に立つことで人間関係を維持してきた。そして現在少なからず孤独である。

Cこのような関係性作りの不得手にこの方の辛さがあり、深層ニーズがあるのではないか?私ができるのは、上下ではない関係性の温かさ、良さを身をもってお伝えしていくことではないか?


と考えて接しています。この利用者さんに対する私の苦手要素は逆に見たらこの方のニーズなのではないか?という結論に至ったわけです。



人は他者から見たら苦手と取られる要素を少なからず皆持っているはずです。しかし、その要素はその人ではなく、その人を構成する一部であり、その要素を身につけた理由が必ずあります。
生まれたての赤ちゃんは人から嫌われる要素は持っていません。その人が育って、歩いてきた環境によってその要素は身についていったのです。

人を苦手とするのではなく、要素とその背景因子に着目して苦手な利用者さんに接してみたいですね♪








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この記事へのコメント
あたしから言わせればきんさんがやっていることは難しくなんというか遠回りな感じ…                     人の価値観や考えは違いますからね(−_−メ)               やっぱりあたしは自然に素で動いているんだなと感じます
Posted by ヒイ at 2008年06月27日 23:17
ヒイさんコメントありがとうございます!
自然に感情で動けることはとても良い事だと思います!!それこそ介護業界における天賦の才だと思います!!
感情や情熱で動いて利用者さんに寄り添ったり、関わるケアワーカーさんを今まで数人見てきました。いずれも女性ですが私から見ると『母性』的本能で動いているように感じました!!『すごいなぁ、自分にはできないなぁ』と感じました。

でもみなが皆母性で動ける人ばかりではないんですよね!
ヒイさんのコメントで次の記事が浮かびました♪そもそも、何故私がこんな記事を書くのか?特にケア論についてですね!

そちらを参照してみてくださいな♪
Posted by kinsan at 2008年06月28日 08:31
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