地域制に常識を持ち込むか?

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地域制に常識を持ち込むか?

その人の生きてきた人生や個人的因子を尊重することはとても大事です。

しかし、時に個人の歩んできた人生が現在の常識と照らし合わせた場合に、大きな隔たりがあり、一概に尊重して良いものかわからなくなることがたくさんあると思います。

例えば『認知症』は昔でいえば「あの人は頭がおかしい」とか「ボケ老人」と奇異な目で見られ、偏見と差別の対象でした。

現在では認知症への理解や知識も進み、一般的な常識が形成されつつあります。私たち介護職は認知症の方でも一人の人として尊重し、ケアによってできるだけ普通の生活や関係性が維持できるように勤めるわけです。




しかし、これはどうでしょう?





『部落差別』






今時こんなものがあるんですか!?



私もいささか疑問でしたが、部落差別は確実に存在しているようです。

このような現在の常識である基本的人権と大きく乖離している地域は日本に少なくありません。

そしてそのような部落差別をしたり、されてきた人生が全てだったという高齢者もいます。そんな人が通うデイサービスもあります。



彼らにとっては特定の部落出身の利用者は特別な存在です。送迎に行くにも「次はあそこの地域に行くよ」と車内で言葉が交わされるそうです。

デイで表面的には普通に接していても、部落出身者がトイレ等に席を立つと、「あの人はあそこの出身だからね」と言葉が交わされるそうです。


部落出身者もそんな世間の扱いが”当然”であり、疑問も抱かず生活しているそうです。
また部落について語ることはタブーなのだそうです。


働く職員でさえも、地元の人は部落出身の利用者を特別視するそうです。



彼らやその地域はそのようにして生きてきたのです。それがそこに生きる人々の常識なのです。


現在の一般的な常識とは異なる、そこに生きる人々の常識。



私たちは何を尊重すべきなのでしょうか?



私は幸か不幸かそのような現場にはいません。

ですから現在の一般的な常識でモノを言っています。文字通り”現場を知らない人間”です。



あなたならどうするでしょう?



”現場を知らない人間”なりに考えると、その地域や人々の意識を変えることはあと数世代は無理だと思います。

しかし、自分の目の前にいる一人一人の利用者に変わらず”あなたを尊重したい”という姿勢を示し続けると思います。

部落出身者の方が「あんたは変わり者だね」「こんな人もいるんだね」とちょっとでも思っていただければ…と思います。

小さな抵抗ですが、人を変えられるのは人との関係性だけだと信じています。


あなたの地域にはこんな習慣や風習は残っていますか?


ちなみにkinsanの勤める地域は振興地域で、地元の人が半分、引っ越してきた人たちが半分です。昔は新参者に対する偏見もあったようですが、どちらかというと都市部なので、色々な人が集まっています。これもこれで都市部独特の地域制があるんですよね・・・

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