kinsanの家族について

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kinsanの家族について

私事で恐縮ですが、昨日父が脳梗塞で倒れました。一昨日の夜に一回倒れたにもかかわらず『明日会社に行く』という父らしい言葉で一夜を過ごし、翌朝再び倒れたため救急搬送されました。

ご存じの通り脳梗塞はスピードが命です。発症から12時間以上が経過した父の頭のレントゲン写真は真っ白だったそうです。

幸か不幸か脳梗塞診断のCTによって偶然破裂しそうな動脈瘤も見つかったそうです。破裂したら・・・


出勤中に実家の母から電話なんて珍しく、何かあるなと感じました。


電話で状況を聞くにつれて父の様子がイメージできました。職業柄自分の父親がどんな状況になっているかが具体的にイメージできることが辛かったです。
人生で『混乱』という状況を経験したのは初めての体験でした。頭がぐるぐるしていて、色々なことを断片的に考えてしまい、とりあえず業務の引き継ぎ・・・と考えるとさらに頭が混乱し、手まで震えてきました。。。


職場の温かい送り出しで実家へ戻りました。実家へ向かう電車の中で最悪の状況から、幸運な状況まで全ての状況が目まぐるしく頭を駆け巡りました。


弟の迎車に乗って病院へ。

昨今の例にもれず、救急車を呼んでから受け入れ先の病院探しで2時間は手間取ったそうです。7つ病院を断られたそうです。


ICU(意外と普通の病室みたいでした)の父はなんとか会話もでき、四肢も動きました。想像より落ち着いていたので安心しました。。。
まぁ急性期ですし、片麻痺、失語症くらいは覚悟しなくてはいけませんね。あとは、動脈瘤が一番の心配です。。。



母は、父の会社の人との対応、自分の勤め先の対応、保険会社、病院、銀行。。。全ての事柄に追われていました。恥ずかしながらあまりできることがなく、「なに手伝ってほしい?」と聞いたら「コーヒー入れて、肩もんで」と力なく言いました。

それまで電話やらなんやらで頑張っていた母の肩を揉んだ途端に「お父さんいないと寂しいよ・・・」と泣き出した母の背を見て自分の無力さを感じました。


まさか、先日介護福祉士の試験で勉強したインフォームドコンセントやセカンドオピニオンについて自分がドクターから説明されるとは思いませんでした。。。

伯母家族も来て、色々な家族会議、同意書・・・

家族ってこんな感じなんだ。。。利用者のご家族の気持ちと、優しい言葉がけをしてくださったドクターやナースの対応に癒される側の気持ちを経験した瞬間でした。


母と弟とこれまで話をしたことがないくらい深く話し合い、家族が協力していくことを共有しました。

私の家族は危機に瀕した時に互いが信頼し合い、愛し合い、協力し、助けあえる家族だということを知り嬉しかったです。だからこそ、父の生還を全員が強く願っています。


「お母さんはあんたたち子供も大事だけど、やっぱりお父さんが一番なんだってわかったよ。夫婦って良いもんだね。どんなお父さんでも生きて帰ってくれたら、一生尽くすよ。」


「色々あると思うけど、兄ちゃんがいてくれてよかった。」



母と弟の言葉が何より嬉しかった。



そして、病床で父が何度も私の名を呼び、母に私はどうしたか、どこにいるか?もう帰ってしまったか?たくさん聞いたそうです。

祖父は54歳で他界しました。そして父は今まさに54歳です。

当時祖父が病床で父の名をいつも呼んで頼りにしていたと母から聞きました。

「おじいちゃんもお父さんも同じだね・・・」



何よりも、父にそこまで信頼されていたことをこんな時に知りました。




こんな家族の内輪ネタを、記事にするべきではないかもしれません。

最初は、ご家族の気持ちを経験した、という内容の記事にしようと思って書き始めましたが、書いているうちに自分はなんて素晴らしい家族を持っているのだろう。と感じて、自分の家族を、絆をみんなに見てもらいたくなりました。うちの自慢の家族です。


家族の前では、中では頼りになる長男でも、今一人暮らしの部屋で父の写真を見ていると涙が止まりません。。。


普段、生死だの、生きることを支えると言っている自分です。介護の専門性を考えている自分です。

でも、今はただただ、父に生きてほしいと一心に願うただの一人の人間なんだということに気付きました。


自分は父に孝行しただろうか?話をしただろうか?一緒に酒を飲んであげただろうか?悩みを話しただろうか?ゴルフをしただろうか?


正月帰省からの帰り際、父が言った言葉「寿司食べていかなくていいのか?次帰ってきたら寿司な。頑張れよ」と言った言葉が思い出されます。。。

すみません。書いていると変な方向へ行ってしまいますので、やめます。削除しようか迷いましたが。。。


ごめんなさい。記事を書いていて初めて抑えていた自分の感情が出せました。本当は泣きたかったのかもしれません。混乱と気丈さで過ごしてましたが、二日経って、素直に自分の気持ちを出せました。デジタルなところで出すのもどうかとおもいましたがf^-^;
ため込まないことが大事ですね。おかげさまでスッキリしました。
また、自分のやるべきこと、できることをしっかりやりたいと思います!!


大切な人の喪失体験。自分はまだ喪失したくないです。でも、これが私たちが関わる方々が経験している体験なんですね。

「死んだ主人が・・・」「無くなった女房が・・・」「戦争で弟が・・・」

利用者さんたちの何気ない言葉を聞く自分の心と姿勢が変わるだろうと思います。本当に私事な記事になってしまいごめんなさい!

今後ともよろしくお願いします。


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この記事へのコメント
 記事を読ませていただきました。
大変な事情を知り、また赤裸々に自分の心情を綴ってあるのを拝読して、痛く胸に伝わりました。
 家族が互いに信頼し合っている関係であることがよく伝わりました。
 お父様の回復を切に願うばかりです。
 
Posted by YUKARI at 2009年02月13日 10:40
YUKARIさんコメントありがとうございます!

記事を書いたは良いですが、後から読み返してみると恥ずかしい限りです。ただ、人生でこんなに毎日家族のことを想う日はありませんでした。
まだまだ不安要素はたくさんあるのですが、力を合わせて頑張ってまいりたいと思います。

今後もよろしくおねがいします。
コメント本当にありがとうございました。嬉しかったです。
Posted by kinsan at 2009年02月15日 06:37
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