介護の専門性新提案の新人さんの見守り方のリンクについて
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新人さんの見守り方
2009年11月7日職場の新人研修担当をしています。私は答えを教えることが好き(持論を展開してしまうのです)なので考えさせることが下手かもしれません。後進の育成も日々勉強です。
しかし、最近入った新人さんはしっかりとした自分の考えや意志を持っているので私の方が感心させられることばかりです。
新人Tさん。何よりも利用者さんのことを想ってる方でその情熱的姿勢はすごいものです。
技術も知識も私よりすごく申し分ないです。人生経験も豊富でマナーや言葉遣いも素晴らしく、相手の立場で考えられる方だと思います。
私の以前の職場であれば間違いなくエース的主力スタッフです。
しかし、少しその気持ちが強すぎるのが気になります。
「この人を助けたい!」
「この人の役に立ちたい!」
素晴らしい姿勢ですが、その気持ちが全面に出ているので空回りしています。
利用者さんから少しずつ漏れ聞く声があります。
「何だか距離を感じる」
「上から目線な気がする」
ぱっと見た感じが素晴らしい人だけに利用者さんからの声は意外に思われるかもしれません。
その声に1番驚くのはおそらくTさん本人でしょう。
私たちの事業所で展開している、『相手と共に生きる』という人としての本質的な介護を日々受けている利用者さんにとっては、素晴らしい資質を持つTさんとの関係が“援助者と要介護者”として写ってしまうのでしょう。
なまじ素晴らしい人材だけに、Tさんがこの“本質”に気付いてくださるにはどうしたら良いか?どう伝えたら良いか悩みます。
そんな私を知ってか知らないでか、利用者のUさんが私にとても大切なことを教えてくださいました。
元小学校教師だったUさんは80歳の女性です。ちなみにUさんは曜日の関係でTさんを知りません。
私はTさんを特定できないようにUさんに相談してみました。
私「最近別の会社で大学時代の後輩にうちのような介護を教えてるんですがなかなか伝わらないんですよね。どうやって教えたら良いんでしょうね」
U『どんなコなの?』
私「とても優秀なんです。でも優秀すぎることで利用者さんに本当の意味で寄り添えないんです」
U『kinsanが私にしてくれるみたいにできないの?』
私「そ〜う、そ〜ぅなんです(笑)でも、すごく良い人なんですよ。色々な人に慕われてるし、好かれてるし。。だからね、どうやって伝えたら良いか…」
U『kinsan・・・そういう人を育てるにはあなたがしっかりしなきゃダメよ』
私「そう、それは分かってるんですがね。。。どうしたらよいものかと悩んでるんですよね。伝えてはいるんですがいまいちピンとこないみたいなんです。利用者さんたちとの距離も感じてないみたいで」
U『そういう人はね、いつか壁にぶち当たる時がくるから。必ず行き詰って悩んで苦しむ時がくるの。その時にこそ手を差し伸ばせるようにしていなさい。いつでもすぐに手を差し伸ばせるように見守っていることが一番大事なの。ある意味何か教えるよりも本当に大変で、その人を思う気持ちがないとできないことなの』
私はその言葉に驚きました。普段自分が行っているような“見守る”という言葉を利用者さんから教わったこともそうですが“見守る”ということの本質を教わったことが一番の驚きでした。
“見守る”とは、してあげるよりも教えるよりも難しく大変で、しかも見守る側も見守られる側も苦しいものです。
そして、何よりその人への誠実な想いがなければできないことです。
その人が本当に悩み苦しんだ時のために、常に傍に寄り添い、手を差し伸ばしてあげること。それが“見守る”ということです。
私はTさんに対して本当に誠実な想いを持たずに、ややもすると自分の思うような介護職に仕上げようと思っていたのかもしれません。
Tさんの可能性を信じて見守ること。それは利用者さんや職場の後輩だけでなく、自分が出会う全ての人に対して持つべき姿勢なのかもしれません。
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Category 良い介護現場づくり
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この記事を読んで、思い当たる節がありました。私も新人さんを育てるようにと一人の若者を担当しているのですが、経営側に見守るという考えはないようで、窮地に立たされています・・・
つまりクビにするかもしれないということです。
一生懸命に仕事を覚えようとしているのですが、なかなか頑張りが認められにくい子です。上述の方とは見え方が逆です。
時々考えるのですが、優秀な介護スタッフとはどんな人なのでしょうか?技術や資格だけではないのは勿論ですが、その方の人間性を誰がどう評価するのでしょうか?・・・
とりあえず今はその子の味方になるというか、これからも一緒に仕事をしていきたいので、上が納得する仕事ぶりをしてもらい、長くとどまれるようにすることを考えてます(^-^;)
kinsanは利用者さんからスピリチュアルメッセージをいただいてますね。私はこのブログからいただいてます。
ただ、“ヒント”は必要に応じて与えてもいいんじゃないかな?とは思います。
参考になるかどうかわかりませんが、kinsanの考えも聞いてみたいので、よろしければ最近の自分の記事を読んでみてください。
優秀な人。。。介護業界において仕事のできる人。。。
私も管理者という立場からたくさんの方々と面接をさせていただきました。面接の印象や履歴書ではわからないような持ち味や人柄が見えたり、逆に期待はずれだったり。人を選ぶというのは本当に難しいです。介護は特に客観的に見てわかる資格等を持っていたら仕事ができるというわけでもありませんしね。
私が重視しているのは、自分の弱さを見つめられる力があるか、そして自分の介護観を持っているかという点ですね。
そして、私自身がその人と一緒に仕事をしたいと思えるかどうか。このポイントで採用をさせていただいています。
新人さんの担当、なかなか難しいようですが、頑張ってください。YUKARIさんの存在がその方にとってとても大きなものだと思います♪
そういえば、YUKARIさんはよくスピリチュアルな記事等にコメントくださいますが、現場で取り組まれていらっしゃるんですか?
gitanistさんのブログ拝見させていただいていますよ♪新米ケアマネさんのお話等はとても好きです。現場で学ぶことで私たちは成長させていただいているのだと実感しました。始めからプロの人なんていない。。。この業界はベテランはいてもプロは必要ないかもしれませんね。
ヒントは与えているのですが、やはりこの業界、言葉よりも体験が大事だと思います。
私の考えということですが、最近の記事・・・息子介護についての記事ですか?
質問されてドキッとしました。現場で実践しているかというと否です(笑)
関心はありますよ。
話は変わりますが、今日ステン・ブンネさん本人によるブンネ法の講習に行きました。
もっとダイレクトにコミュニケーションに活用できるツールとして、音楽を追求したいとこのごろ思うようになりました。NO MUSIC NO LIFEです♪
楽器は高価なため普及には時間がかかりそうですが、すべての人を対象にした、純粋に楽しめる楽器だな〜と感動しました。一番印象に残ったのは、「音楽のように、人間のモチベーションを高め、感情を解き放ち、発達させるような薬はいまだかつて開発されていない」という言葉です。
グスタフさんの本も読みましたし、スウェーデンの福祉から学ぶことは多いですね。
・・・そんな感じでベテランにもなれず、よく言えば多角的に介護と向き合ってます(笑)
介護業界は利用者さんも様々なら介護職も様々。えら〜い教授の実践するナントカ療法で納得する利用者さんもいるでしょうし、大手企業の信頼と実績介護が安心する人もいるでしょうし、スクールウォーズの山下真司さんのように熱い人間同士のぶつかり合いで良い人もいますよね。
ちなみにgitanistさんは山下真司さんタイプでしょうか?結構アウトローなケアマネさんという印象ですがf^-^;すみません。
私は基本的に、エビデンスとか療法とか原則とかに違和感を持たれるgitanistさんのお気持ちとても共感できます。人と人が向き合う中で理論的、科学的なことよりも大事なことがあると思いますし、そんな体験を現場で何度もさせていただいています。
そういうスタンスで介護されている人の方が素晴らしい介護されていたり、利用者さんとの本気の向き合いや、人としての変化や感動、生きる意味などを見出されているんですよね。私の周りでも、書籍等を見ていても。科学的証明を数字で聞くよりそういう人間ドラマの事例の方がわくわくします。
単純に思います。そういう素晴らしい介護が全国で展開されたらいいのに・・・と。
私がこのブログを書き始めたきっかけも、すごく温かみのある気配りのできるおばちゃんヘルパーさんとの出会いでした。
でも、良い介護ってどうしたらできるんでしょう???
それを人にどうしたら伝えられるんでしょう???
どうしたらどんな介護職でもできるんでしょう???
その人と一緒に悩み、もがきながら道を見出していく。そんな人と人との真剣な向き合いの介護が一番だと思いながらも小難しい話を持ち込んでしまう私の動機です。
ですから、(まだ読んでませんが)息子介護の中の息子さんの家族介護奮闘も、エビデンスに基づく○○療法で元気になった利用者さんの話でも優劣はないはずです。そこに、当事者たちの苦悩と葛藤と、答えにたどりつくまでの過程があれば。。。
私はどんな事例にも共通するその苦悩や葛藤、過程の構造を知り、それを介護の本質として伝えたいんですよね。エビデンスでも、感動の介護ドラマでも、そこに人間と人間がいる限りきっといちばん深いところでの大切なことって一緒だと思うんです。
コメントのお返事になってないかもしれませんね。。。
すずの会さんは存じてます。家族会関係の方々からもよく伺っています。ただ、まだうかがったことも無く、聞き及ぶ範囲でのことしかありません。今回のgitanistさんがご紹介くださった書籍、読んでみたいと思います。
スピリチュアルケアは私がとても関心を持っており、介護業界の日常の中で導入できたらと考えていますので、関心を持っていらっしゃる方がいるだけで嬉しいです♪いつか、私が実践できるような方法をお伝えできたらと思っています。
ブンネ法、私もあるシンポジウムでブンネ氏ご本人ではないですが、スウェーデンの元福祉研究所の方から聞いたことがあります。素晴らしい効果があるんだなぁ、と思いつつ、改めるまでもなく、音楽は何千年も前から人に対してそういう生命を元気にするような効果があるよなぁ。天の邪鬼的に思ってしまいました。
しかし、そんな音楽の漠然とした効果をしっかしと見つめて、それを現場で実践しやすいようにしたのが今日の音楽療法なのでしょうね。ただ漠然と音楽を利用者さんと一緒にやるだけでなく、その音楽によってどう利用者さんの人生を支えるかが大事だと思っています。
ですから、音楽療法を学ぶことは、その支えるもののために音楽療法がどう活かせるかを知るための大切な学びなんですよね。
好奇心旺盛で勉強家なYUKARIさんが多角的な学びの中から何かにのめりこんでベテランになっていくような気がします♪
ちなみに、「アウトロー」は自負しています(笑)が、自分の方が「普通の感覚」を持っている、とも思っています。どういうことかというと、「介護の常識は世間の非常識」が未だにまかり通っている、ということが(介護に限らず、看護・医療にも言えますね)あります。
山下真司では絶対にありませんね〜。めっちゃ美化して臆面もなく言うと、「救命病棟」の江口洋介でしょう(スキルではなく、思い、という点で)。kinsanにはユースケ・サンタマリアの役割を期待します。どうでしょう?
「アウトローの普通の感覚」・・・わかります。ただ、その“普通の感覚”を持っていることが良い介護職の大切な要素だということに、介護業界の人はもちろん、一般の方たちにはあまり伝わっていないですよね。
介護職は何だかんだ言って社会的な職業として専門家であることを求められています。私たち自身にその感覚がある無し関わらず。自分の父が倒れた時に専門職たちに家族として求めた想いからそう考えました。そして、一般の方々や家族会の方々と触れ合うたびに、それこそ、介護職が考える介護職像の常識とは違う、世間の期待(非常識)が存在しているんですね。
私は、この“普通の感覚”こそ介護の専門性であると考えています。それを体系化したいと思います。
でなければ、良い介護業界にするためには、介護職がみんなアウトローにならなければなりませんからね(笑)
ごめんなさい。。。救命病棟は見たこと無いんです(>o<)