介護の専門性新提案のデイサービスの将来のリンクについて
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デイサービスの将来
2012年2月7日新人さんが入職されました。
特養やデイケアなどをご経験されている方で、お話をうかがっていると、身体介護や医療依存度の高い方へのケアの最前線を知ることが出来ます。
私が5年間勤めているデイサービスという現場は、特養や訪問介護に比べると、重度の方の身体介護が求められる場面は多くありません。デイケアや老健に比べると、医療依存度の高い方へのケアが求められる場面は多くありません。
デイサービスの介護職は他の介護現場の介護職に比べて専門性を身につける場面が少ないと思います。
デイサービスは他の現場に比べて要介護度が低い方が多い。
ある程度コミュニケーションが取れる方が多い。
つまり、言葉は悪いですが
『デイサービスは比較的楽な現場』
ということです。
だから求職者も多いです。
夜勤は出来ない、でも訪問は難しそう、だからデイサービスならできそう。。。みたいな。
デイサービスの介護職って他の現場の介護職に比べると専門職としてはイマイチな気がするのは私だけでしょうか。
他に機能や役割から見ても、デイサービスは専門職としてのスキルを身につける場面が少ないように感じます。
デイサービスの機能や役割としては
@機能訓練
A入浴
B閉じこもり(生活不活発病)防止
C家族負担軽減
が挙げられます。ケアプランを見てもだいたいがこれらの目標が掲げられています。
@はデイケアやOT・PTにはかないません。
Aもデイサービス特有の専門性が身につくものではありません。設備がある施設で行うものですし。
BCはとりあえず利用者がデイサービスに来るだけでその機能を果たせてしまいます。
つまり、機能や役割から見ても、デイサービスの介護職に高い専門性が求められるものではない枠組みがあるように思うのです。
更に言うならば、通所介護は介護保険サービスの中で企業努力が反映しやすい業態であるようにも思います。
効率化、量産化、設備投資、スケールメリットなどなど。
こうした中で、上記の条件と相まって、ソフトである介護職に多くの専門性を求めなくても良いような状況にあるのではないでしょうか?
このような通所介護は今回の改正議論の中でもあまり話題に上がらず、実態調査の数字で「あれ?儲かりすぎだから下げようか」みたいな印象をぬぐえません。
今後求められるのはソフトよりも@Cのような"機能”を強く求められていきます。
俯瞰した情勢は知らぬ存ぜぬ。それよりも5−7、7−9で現場はてんやわんやになっています。
正直、当の私も訪問介護やグループホームで中重度の介護度の利用者さんに介護をしていた時よりも、様々なスキルが落ちていることは間違いありません。
しかし、デイサービスで培った専門性もありますし、デイサービスであろうと介護福祉士として誇りを持って介護をしています。
ですから、このような情勢の中にあっても、いえ、あるからこそ、デイサービスの介護職はデイサービスにおける専門性を身につけ、今後の社会に求められるデイサービス機能を発揮させていかなければならないのだと思います。
デイサービスは色々な意味で存在意義を問われている時だと言えます。
その鍵は、他でもない、私たちデイサービス介護職の専門性だと思います。
では、デイサービスで身につく専門性とは何でしょうか?
私は「集団援助技術」と「相談援助」だと思います。
自分が転職するとしたら、これを身につけてきた!と豪語します。
集団援助技術は社会福祉援助技術の中の直接援助技術の一つです。
デイサービスのように多様な状態・状況にある利用者が集う場は絶好の集団援助技術の場です。
それぞれ異なるパーソナリティを持つ利用者同士をつなぎながら、それぞれの利用者の強みと弱みを引きだし、お互いのケアを促す。
パーソンセンタードケアにおける5つの要素「たずさわること、結びつき、自分らしさ、共に在ること、くつろぎ」を提供できる環境にあると思います。
これらは、地域包括ケアの前提である「自助・互助」の力を高める働きかけであり、今後より求められてくる能力ではないかと私は思います。
こうした、集団援助技術を提供するために、個々の利用者への相談援助の能力が強く求められてきます。
信頼関係の構築、傾聴、承認、提案。これらの力によって、利用者へのエンパワメントが出来ると思います。
介護福祉士も三大介護だけではなく、自立した日常生活を支援するために相談援助が求められてきているところです。
時間制限が訪問介護ほどなく、ご本人の住み慣れた“在宅"があると言う中においてこの二つの専門性は今後とても重要なものになってくると思われます。
今後はこうしたデイサービス介護職の専門性というソフトの部分を積み重ねて発信していくこと、そして機能としてのハードを整えていくことでデイサービスは社会に求められる存在意義を勝ち得ていくのではないかと思います。
そうしなければ、デイサービスは必要ないサービスになっていくでしょう。
仮にデイサービスという業態が無くなるとしても、小規模多機能等のようなサービスに継承される形になっていくかもしれません。そうした時にもデイサービスで身に付けた専門性は活きてくるはずだと私は思います。
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Category コラム
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デイサービスは間違いなく後者のタイプですが、認知症専門など以外に
入浴専門(銭湯やスパの様な趣旨の業態)などもあり アイディアを反映させて介護の業態の中でも 遊び心を具体化しやすい 業態だと思います。
医療依存の低い緊急性や切迫感のない利用者さんが多い中確かに 医療モデルの介護サービスより深いノウハウは必要ないのかもしれませんが、
そこは最も競争の激しい業態の一つ敢えて、他ではやらない 専門性の深いサービスが多くある 魅力的なデイサービス・デイケアが普及、発展する事を切に願います(^^ゞ
療養型通所介護の普及はまだまだですものね。そこでは色々な競争をしていくことが必要ですよね。
通所介護は企業努力を反映しやすく、市場ニーズに対応しやすい業態ですから、いろいろなものが選択肢として出てくることは大歓迎です。
私は専門性を持つ介護事業所として頑張っていきたいですね♪
しかし、なぜ一概に医療依存度の高い人のケアをおこなっている現場のレベルが高く、そうではないデイサービスは楽な現場でレベルもさほど高くないとお考えなのでしょうか?
せっかく後に「集団援助技術」「相談援助」などの専門性が身につくと素晴らしいことをおっしゃっているのに、それも結局はセラピストがおこなうリハビリや看護師がおこなう医療行為に劣るものになるのでしょうか?
そこに上下関係や優劣をつけられるものなのでしょうか?
おそらく先入観もあると思いますが、少し枠組みを変えてご覧になるとわかることと思います。
デイサービスは決して楽な現場ではありません。
私の知る限りではインスリン注射はもちろん、胃ろう等の経管栄養の方や腹膜透析など対応している(下手なデイケアより役に立つ)デイサービスもあります。中間浴すら厳しい利用者を何とか入浴してもらおうと看護と介護が協働し試行錯誤し実施している事業所もあります。
介護職員に医療行為やセラピストがおこなうリハはできなくとも、その人の生活(心)の近くに寄りそうものとして、心身を含めた変化に気付いてあげて、然るべき対応が素早くできることが求められると思います。
医療知識があって処置ができても、利用者の生活や気持ちの変化に気がつけない、理解できない看護師の方がよっぽど問題だと思います。
またデイには家族の介護負担軽減という目的もあります。
家族の気持ちをも考え、時としてすれ違う本人の意向とすり合わせを行うことなども立派なデイの介護の役割だと思います。
まず、お詫びをいたします。コメントいただいてから記事を読み返してみましたが、私の主訴と違った意味で伝わってしまう文章だったと反省しております。伝える力が未熟です。ごめんなさい。
今回の記事で私が言いたいことは、デイの生活相談員さんと同じです。
ざっくりまとめてしまうと。。。
『デイサービスの仕事を楽だと思っている介護職多くないですか?』
『そして楽だと思っているから求められる専門性があることも、身につけることも忘れていませんか?』
『セラピストの真似事やセラピストを売りにしているデイが増えてますね。それは企業努力だから悪いわけではありませんよ』
『でもね、それは専門職としての役割が違うだけで、デイサービスにおける介護職にはそれ相応の専門性が求められるのですよ!』
『それは、介護現場で話題の中心に上がる訪問や特養で求められるものとは少し違うものかもしれません』
『しかし、集団援助技術や相談援助など、どの介護現場に行っても必要となってくる重要な専門性なのです。』
『それらをしっかりと身につけ、デイサービスにおける介護の専門性を発信していきましょう!そうしないとデイの存在価値はありません』
と書きたかったのです・・・ごめんなさい。
さらに言えば、私はデイの生活相談員ではなく、介護職員にこれらの専門性が求められるということを強く言いたいです。