介護と福祉と専門性を考える研修 その1

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介護と福祉と専門性を考える研修 その1

2015年7月28日

介護、福祉、介護福祉、サービス、ソーシャルワーク、専門性。
このような聞き慣れた、しかし上辺でしか理解していないかもしれない言葉について、深く探求する研修に参加させて頂きました。

記憶がフレッシュな間に覚えてメモしている範囲の議論内容と、自分の考えや残った疑問など備忘録として残したいと思います。

とりあえずブログを二回にわけて書きます。次回は落ち着いてとりあえず自分の考えを整理して書きますが、今回は頭が感じさせてる興奮をそのまま書きなぐりますので意味不明なところはご容赦下さい。完全に自分のための記憶の記録です。


シンポジストのお二人の発表。ノートメモ。

1、介護福祉士を取り巻く現状について。
介護人材の不足と日本人口の今後の予測。印象的な100年をかけて増えた人口が100年かけて減少していくという予測。
介護福祉士有資格者の実際は40%が休眠中の潜在者。(実際は介護福祉士有資格者の総数は資格創設時からのトータルなので、実際には他界している有資格者も少なくないと考えると数字は若干ブレるかも)とりあえず、人が足りない。
なぜか?
賃金?結婚出産育児?いやいや、人間関係か法人理念のあり方への不満?アンケートは結果であって信憑性は計り知れない。

2、介護に求められるもの。
療養上の世話→自立支援→尊厳を支えるケア→地域包括ケア
専門性の確立。専門職には価値、倫理、専門性が必要。
三大介護から心身の状況に応じた介護。
介護過程→思考過程→思考の見える化→言語化。



3、福祉=介護という一般的な認識?
いや、介護は福祉に内包されるものである。なのに介護職ですら福祉と介護は別物と思ってやしないか?
介護職としての専門性、あるべき姿が明確に共通認識になっているか?

4、歴史から考える。
介護保険制度は社会福祉基礎構造改革における措置から契約へのフロンティアだった。
介護保険制度は福祉か?いや保険だ!公的介護保険制度、である。公的の言葉が重要。今は公的をつけなくなってきたね。(某先生の言葉引用)

5、介護職にもソーシャルワークの側面がある。
ソーシャルアクションへ。必要に応じて社会に働きかける。
ソーシャルワークのミクロの視点。
『目の前のクライエントの福利を考える』
福利??幸福になるに資する利益?
ソーシャルワークの国際定義が新しくなった。
『生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造にはたらきかける』
→介護も一緒では?

6、相談援助面接力
介護職はコミュニケーション力ではなく、相談援助面接力を高める。対人援助職者としての成長。
『そういえば介護福祉士の旧カリにあった社会福祉援助技術論が新カリで消えたな)

そもそもクライエントは専門性を求めているのか?専門性を決めるのは誰か?


議論。
1、呼び方について。
利用者、利用者さん、利用者様、お客様、ご入居者様。。。
呼び方へのこだわりについて。
お客様は馴染まない。なぜか?そこが肝心なポイント。深掘りドンドン。

2、専門性とは。
普遍的なもの。『命、幸福、関わり』
その介護職が培ってきた知識、技術、経験+倫理、誇り。これらをも自ら疑い続けること。
制度の中でのみ仕事をしていると、専門性が失われる。
貨幣価値でははかれないことをいかに価値として満たせるか。これが私たちの仕事。


メモ転機だけでバイタルサイン全部が上昇しそうです。長くなるから二回にわけてブログを書こうと思う、と二回書いてしまいました。

研修中は会場の発言一つずつに頭がスパークリングワインみたいだったのですが、考えてるうちに次に展開するので(笑)エグかったです。


とりあえず、シンポジストの方に問われた2つについて、自分の答えを書いておきます。ザックリ。

問1、利用者さんに自分が何をする存在かをなんと伝えるか?

病気やお年を召されたりして出来なくなったことや諦めていらっしゃったこと。色々あるかもしれません。もしかしたらご自分では気づいていらっしゃらないかもしれません。
あなたが困っていること、困るであろうこと、そして望むこと、希望。そういうあなたの思い描く生活を一緒に考えて決めたことに向けて応援させて頂く者です。

長いので途中で止めました。

ショートバージョン。
あなたが今困ったり不安に思うことに一緒に向き合いながら、生活が続けられるように応援させて頂く者です。

これも長いので今改めて考える。
あなたがご自分で生活を設計できるようにする者です。

うん?なるほど。職域としては介護職ではなくて相談援助職かもしれませんね。

あなたが思い描く生活を一緒に考えて前に進めることを応援する者です。

んー?

あなたが納得して生活を続けられるように応援することが私の仕事です。
かな。

結局、共通認識が漠然としているということですね。


問2、介護保険制度で禁止されていることだけれども、利用者さんにとって必要なことを求められた場合どうしますか?

これは、本当に必要なことなのか?と私はまず疑ってしまいます。デマンドかニーズなのかの見極めの為になぜそうしてほしいかをお伺いします。
その場で対応できないことであれば、別の社会資源につなぐ必要があるか?互助機能でなんとかなるか?いや、自助でそもそもなんとかなることがご本人は一番望んでいないか?それならばそれば実現可能か?
そして今そのニーズを満たすことができないことならば社会資源として作っていくことをするしかない。
そんなことが自分の答えです。

ただ、その場で自分がすぐ出来ることで制度的に禁止されていることならばやると思います。

以前の利用者さんで、独居で寝たきりの要介護5の方が犬を飼っていたんです。
私はデイのお迎えに行きました。送り出しのヘルパーさんがいるんです。
私が入室すると、利用者さんが「ワンちゃんのお水にウンチが入っちゃってるの。とってあげて下さい」というのです。確かに水のお皿の中に犬のウンチが入ってました。
ヘルパーさんは「介護保険ではそういうこと出来ないんですよ」と言って拒否していました。そこで利用者さんは後から迎えに来た私に懇願したんですね。
ヘルパーさんの目前で、私は犬のウンチとりましたよね。

小さいことですが、考えなくても身体が動きました。でもこの行動は善意とか優しさではないと自覚してます。この行動に根拠と説明ができるから、私は福祉マインドに突き動かされたと言うことができると思います。

確かに制度の中でだけ仕事をしていると専門性が失われますね。

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