コウノメソッド 河野先生の話を聞いて

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コウノメソッド 河野先生の話を聞いて

2015年10月17日

在宅医療カレッジ「コウノメソッドから認知症を考える」に参加してきました。

実際に担当の利用者さんを通じてコウノメソッドの実践医さんと連携したことから、本家本元の河野先生の話を聞けるとのことで参加させて頂きました。


介護福祉士である自分が印象的だったのはコウノメソッドそのものの内容以上に、医師と大学病院、学会や製薬会社、医療機器メーカーなど、政治的な思惑や癒着やしがらみというものが、本来、患者個々人に提供されるべき適切な医療を歪めている、という内容の主張でした。

ハリウッド映画などで時々、莫大な利益を得るために製薬会社が暗躍するというようなストーリーを見ることがありますが、現実だということをおっしゃっていましたね。

結果、患者本人にとって不適切な医療が提供され、認知症は悪化する、もしくは廃人になる、家族は疲弊する。。。
ついでに、それに抗おうとする若い芽や正義感を持つ医師は強力な圧力をかけられる。「生きていけなくなるよ」とのこと。

「白い巨塔」や「ブラックジャックによろしく」の現実を皮肉る河野先生の話力に、参加されている医師の皆さんがたくさん苦笑されている姿が印象的でした。


介護業界では良い意味でも悪い意味でもまだ起こり得ないようなことですね。介護業界にはここまでの権威というものがまだありません。
いや、すでに起きだしているのか?


いずれにせよ、私たち介護福祉士が展開する認知症の方への介護の大きな根拠である、医師の関わりが利用者の利益を最大化するためのものを行っていなかったとしたら?おそろしい。


ふと、ある尊敬する認知症介護の実践者の方はおっしゃっていたことを思い出しました。
「認知症の方の症状や状態を日々見聞きしている私たち介護職は医療職に比べて圧倒的にその人に関する情報量が多い。この進行するという認知症の領域においては、日々変わりゆく認知症の方の情報を持ち、そこからその人の生活を見て考えていくことが大切。だからこそ、認知症は介護職がまだ医療職と対等に渡り合える可能性があって、だから自分は認知症介護がやめられないんだ」


医師の言うことを疑えというのではありません。ただ、目の前の本人を見て、見ている私たちが考えて本人の生活や人生が良くなるように行動せよということ。そこにはしがらみや癒着の影響やパワハラを持ち込んではいけない。
だって本人や家族にとっては、そんな背景は関係なく頼ってきてくれている。私たち自身が彼らにとって専門職以外の何者でもないのだから。
と、つらつら、内容というよりも感想になってしまいましたね。


と、コウノメソッド自体は興味深いものでした。
私が書き綴るより河野先生のブログをご覧になると良いかもしれませんね。http://nagoyaforest.blog.jp
ここまでのことを踏まえてとても乱暴に大雑把にまとめると、コウノメソッドは認知症の方への医療提供に際し、業界の大人の事情を一切持ち込まずに、理論と根拠を持って展開するものなのですね。そしてそれを裏付ける膨大な症例経験があるということ。



個人的には、既存の認知症に関する各種スケールや、認知症の方への中核薬や使われやすい薬の知識くらいは頭に叩き込んでおかなければいけない!と改めて焦りを感じました。


初めて参加させて頂きました、在宅医療カレッジ。勉強させて頂きました。ありがとうございました。

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Category 認知症

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