介護の専門性新提案のうちのデイサービスの介護のリンクについて
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うちのデイサービスの介護
さて、大規模なデイサービスに対して小規模なデイサービスとはどんなものか?小規模なデイというのは一般的に家庭的で地域に密着したようなものが多いと言われています。「民家を改築した・・・」なんていうデイを聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
小規模デイといっても私は自分の職場のデイしか知らないので、うちの介護方法をご紹介したいと思います。
うちのデイの特徴はなんといっても「個別の介護過程」をデイでやっているということです。
毎日通われる利用者は11〜13人。この利用者に対してスタッフ4名が入浴介助を含めてケアします。
@まず、その日の利用者全員の様子等を総合的に捉えて、利用者2〜5名に対して一人のスタッフが午前午後分かれて担当者になります。
A担当者はそれまでアセスメントした利用者の情報や、その日の状態、希望等を勘案し、その利用者に対して目標を設定します。
Bその目標を達成するために適当と思われる活動を提供します。活動は個別のものでも良いし、グループで行うことが適当と判断すればそうします。
例えば、最近認知症状が強くなってきたAさん。Aさんは女性ですが、和裁で生計を立てていて男性顔負けの収入を得ていました。しかし、今は娘夫婦と同居して役割も無く、日中はほとんど自室で横になっています。
他に、頭はとてもクリアですが、腰が悪くてあまり歩けない女性のBさん。独居で人と会えるデイが大好き。世話好きな性格で、動けない分口が達者と自分で言うくらい明るい方。
認知症状があり、昔の自分を繰り返し語る男性のCさん。コミュニケーションはとれる方。社交性があり仕事をしていた頃も柔和な性格で、周りの人に好かれる人。
この3人に対して、それぞれ目標を立てて活動を提供するのです。
【目標例】
Aさんには、役割を持っていただき、自尊心の向上と輝かしい頃の自分をもう一度味わっていただこう。
Bさんには、得意なことを活かしつつ、周りの方と一緒にいることで孤独感の除去、仲間への帰属感を持っていただきたい。
Cさんには誰かの役に立つことで感謝されることを体験していただき、自分の存在価値や頼りにされるという満足感を味わっていただこう。
【活動例】
Aさんにはバザーに出品するために、地域から寄付された布でエプロンを作ってもらう。
Bさんは毛糸の編み物をしていただき、デイで使う鍋敷きを作っていただく。
Cさんは、開閉がしづらくなったふすまの修理をしていただこう。
【活動例2】
3人と一緒に、デイの庭にある花壇に植える花を園芸店に買いに行こう。Bさんは車椅子に乗っていただき、Aさんに押していただく。Cさんは自宅で育てている草花の知識を園芸店で披露していただく。
何をしてもらっても良いのです。大切なのは、利用者一人一人に着目し、アセスメントをし、その人に本当に必要なニーズを探り、それを満たせるような活動を提供する。
この活動やその合間に、その人とのコミュニケーションを深め、同居家族には言えない悩み、老いや苦しみへの不安をこぼしていただく。
デイに来てくださる一人一人の利用者をかけがえのない人間として捉え、その人らしさという尊厳を大切にする介護。これがうちのデイで取り組んでいる介護です。このような介護が色々なデイでも行われてくれたら・・・と日々思っています。
本当にスタッフの力量が試される、仕事として大変ですが、やりがいのある職場です。
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Category 介護の専門性とケア論
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