介護量の削減

介護量の削減のページを説明

新着記事一覧 〜最新の記事はコチラです〜

介護量の削減

2007/10/18

 2006年に介護予防制度が始まりましたが、極端に言うと『介護が必要になる状態の予備軍に対して、できるだけ自分でやれることは自分でやるように支援する』ものです。それまでヘルパーさんがやってくれたことを自分が主体でやらなければならなくなったりしましたいました。

 また、それまで介護保険の訪問介護で家事援助という名の『掃除・洗濯・調理・買い物』等のサービスがありましたが、同居している家族がいる場合はダメ!!とか制限がかかるようになりました。
 介護保険の『家族の介護負担軽減』という目的が削減された感じでした。

 これらのサービス削減に関しては、『ヘルパーが何でもやる家政婦と化している』とか『自分でできることまでヘルパーがやると、廃用症候群が進んで結局寝たきりを助長させる』等の意見もあったため、一応必要な改正だったのかもしれません。


 しかし、これらの改正の裏には(というか表ですが)増大する介護給付量の削減が第一優先課題としてあげられたことは周知です。とにかく、給付量がうなぎ上りに増加したため、この措置をとったのでしょう。その余波が現場職員の低待遇につながっていることは言うまでもありません。


 さて、内閣府の発表で今後さらなる介護給付の削減が現実味を帯びてきました。

 現在の医療や介護のサービス水準を2025年度も維持するには現役世代の負担が三割増しにすることが必要だそうです。
 もしくは、高齢者への給付量を4割削減しなければならないそうです。

 おそらく、世代間の負担に偏りが出ないような痛み分けの案になるでしょう。

 近い将来、寝たきりの独居老人が、週7回のヘルパーを4回にされてしまうかもしれません。かなりリアルです。この人は週3回はオムツの中で全ての排泄をするんでしょうか?週3回はご飯抜きでしょうか?


 
 理想の介護を叫んではいますが、このような現実に対して今は何もできないのが悔しいです。どんな人でもその人らしく最後まで地域で生きていけるような福祉ネットワークを構築するには、福祉・介護業界だけではなく、政治や、グローバル社会にまで目を向けていかなければならないのです。いまや、全世界の動きが複雑に絡み合って自分たちの職場にまで降りかかる時代になりました。
少しでも多くの方にこの記事を見ていただけるようにランキングへのご投票よろしくお願いします!あなたの一日ワンクリックの応援、感謝いたします(>o<)
にほんブログ村 介護ブログへ
banner2.gif


介護の専門性新提案の介護量の削減のリンクについて

介護の専門性新提案の介護量の削減のリンクについて
リンクを自由に設置して頂いて結構です。
宜しければ以下のタグをご使用下さい。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。