介護の専門性新提案の利用者の健康管理をどこまでするか?のリンクについて
リンクを自由に設置して頂いて結構です。
宜しければ以下のタグをご使用下さい。
新着記事一覧 〜最新の記事はコチラです〜
利用者の健康管理をどこまでするか?
介護やっていると一度くらいは経験あると思いますが、利用者の健康管理をどこまでするのか悩むと思います。脳梗塞をやって、再発の危険性がある人の味付けを薄くする。
糖尿病の人に甘いものをあげない。
喫煙させない。
等々
どうでしょう?自分が援助者であればもちろんその人の健康、さらには命を守るために、心を鬼にして『ダメ!!』と言うでしょうか?いや、『ここまで生きたんだから本人の好きなようにさせてあげればいいじゃないか』と思うでしょうか?
うちの利用者でこんなエピソードがありました。
うちのデイ以外に新しく民間企業系の大人数デイに行くことになったLさん。そこの感想を聞いた時の第一声が『コーヒー飲ませてくれないの』でした。Lさんは糖尿病です。
もう一人。デイでファミレス外食をした時のこと。脳梗塞を2回やっていて、『3回目は死ぬよ』と医者に言われたKさん。抹茶アイスを注文して食べていました。ボソッと『家では娘に食べさせてもらえないからね』
どうでしょう。普通ならば援助者としてLさんもKさんも食事を制限すべきでしょう。
しかし、私はこの問題を考える時に一番大事なことは『まずその人自身を知ること』だと思います。
その人が何が好きなのか?何故制限をされているか?家族はどう思っているのか?何を求めているのか・・・
そして自分自身は利用者に対してどう思っているのか・・・・
健康管理は当然のことです。しかし、その人がどうしたいのか?という真のニーズとその人自身を知ることで、おのずとどうすればよいのか見えてくると思います。
例えば、独居で、大切な人もいない利用者だとしたら。。。好きなものくらい許してあげるべきだと思います。もし大切な人がいるとしたら、その人のために生きようと好きなものも断つかもしれません。でも、好きなものを食べることが残りの余生のわずかな楽しみならば、その意思を尊重すべきです。
例えば、寝たきりでどこへも行けない、自分で何もできない、酒もだめ、食べ物もダメ、好きなときに空を見上げることもできない。。。そんな人がタバコくらい吸わせてくれ!と言ったら吸わせてあげればいい。
大切なのはその人を深く知った上で、その人の真の意思を尊重することです。
しかし、例えばKさんのように、『お母さんの健康のためにアイスはダメ!』と、切実に思っているKさんの娘さんの意思はどうするのでしょう。Kさんが死ねば、娘さんは独りぽっちになります。どうすればよいでしょう?
答えは伝えることだと思います。
Kさんに、娘さんの気持ちも伝えるのです。娘さんがどうしてKさんが好きなものを制限するのか。娘さんがどれだけKさんを想っているのか。
そして、援助者自身の気持ちも伝えるのです。『私も甘いもの好きだし、Kさんがアイスを食べたってよいと思います。でも、また脳梗塞が起きたら間違いなくKさんは死んでしまう。私はKさんに会えなくなるのが辛い。もっとKさんと一緒にいたい。話したい。笑いたい』
これらの想いを伝えるのです。利用者の周りの人間がどれだけあなたを大切に想っているか!だから制限も必要だと言うのかを!それを伝えてもなお、利用者が制限されるものを求めると言ったら、初めてそのことをさせてあげたらよいと思います。
人は誰かのために生きようとすると、ただ生きるよりも強い生命力を発揮すると思います。あなたを想っている人間がいるということを伝えたうえで、好きなことをさせてあげたい。。。私はそう思います。
少しでも多くの方にこの記事を見ていただけるようにランキングへのご投票よろしくお願いします!あなたの一日ワンクリックの応援、感謝いたします(>o<)
Category 介護の専門性とケア論
介護の専門性新提案の利用者の健康管理をどこまでするか?のリンクについて
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/61603963
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
http://blog.seesaa.jp/tb/61603963
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。




確かにそうですよね、制限する意味・禁欲する理由。手段ややり方は沢山ありますよね。
ウチの施設では、たとえば、糖尿病の方に甘い物をあげない…と徹底する人もいます。でも僕は、甘い物好きなのに、全く手を出せないなんて息苦しいだけな気がするので、沢山ではないけれど少し甘い物をあげてます。
最もいけないのが、個性を無視した一律禁止・制限だと思います。しかし、「ご家族様からお預かりした大切な利用者様を、安全に一日お預りして、お家へお返しする」という経営のところでは個別性なんて重視できません・・・
evillyさんも、ただ息苦しいから甘いものをあげるのではなく、何故あげるのか、あげることが利用者にとってどうなのか、利用者はどう思っているのか等、自分で目的意識を持って行動してみたらよいと思いますよ。他のスタッフや経営者への自分の意思表示となりますしね♪