絶っ対に!介護はサービス業じゃない!

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絶っ対に!介護はサービス業じゃない!

今日も私のブログにお越しくださいましてありがとうございます!



突然ですが、あなたは「介護はサービス業」だと思いますか?



今日の記事のタイトルが「介護はサービス業じゃない!」と断言しているので、予想は付くと思いますが、私は『介護≠サービス業』だと考えています。理由は後述いたします♪




さて、この『介護=サービス業』という概念はどうやって生まれたのでしょうか?






それはズバリ介護保険制度がきっかけです。




それまで介護というものは措置制度であり、行政が決めた量と内容を利用者に提供すると言うものでした。
そこには利用者の自主性や選択性、尊厳などは無く、特に施設介護では劣悪な生活環境を閉鎖的な空間によって世間から見えないようにしていました。


そこに風穴を開けたのが介護保険制度です!そして、新規参入してきた民間介護企業です!



民間介護企業が持ち込んだのは、それまでの非人間的な扱いの介護ではなく、お客様と言う名の利用者に対する、高品質でマナーや接遇接客がしっかりと教育されたサービスでした。

それまでの、介護の実態が世間の目に触れ、海外からもたらされたノーマライゼーションやQOL等の概念に後押しされ、介護は利用者主体でその人の尊厳を大切にしなければならないとされ、新規参入してきた民間介護企業は、既存の社会福祉法人等を脅かす存在となりました。



このような背景により、近年は『介護=サービス業』が業界の主流になってきたと考えられます。


介護を仕事としている人も、自己紹介だったり、mixi等で自分の仕事を書く時も『専門職』ではなく、『サービス業』とする人が増えています。

私も民間介護企業に勤めていた経験があり、当時は『利用者』ではなく『お客様』と呼んでいました。

大学で学んだ『利用者』という概念から『お客様』に考えを改めさせられたのです。新卒の入社時研修でも介護はサービス業であり、お客様第一主義を徹底し、お客様に安心と満足を提供することが一番大切だと教え込まれました。

そのことに違和感を持つことなく、当時の私はお客様への満足のため日々の現場に出ていました。

職場の上司にリッツカールトンやディズニーの接客術本を勧められ、熱心に読んだものです。

「お客様に安心と満足と感動を提供したい!」そう考えていました。




そんな私が『介護≠サービス業』だと、それまでの考えを180度変えたきっかけは現在の職場・上司との出会いです。
彼らの実践する現場の介護を見て、そこで過ごす利用者の様子を見ているうちに、


介護とは!!


接客、接遇、マナーを追及し、かつオムツ交換や入浴介助を安心・安楽・安全に行い、お客様に満足と感動を提供するサービス業・・・・


ではなく!


同じ対等な人間として利用者に接し、その人の人生・個人史・現在を見つめ、そこからその人がより良い余生と最期を迎えられるように専門技術を駆使して支援する専門分野である。


と気付いたのです。


確かに、私が出た福祉系の大学でも後者を学びました。接遇やマナー等はそれ単体ではなく、むしろ介護の専門技術の中に含まれているのかもしれません。



介護というものは本来、保健・医療等と同じく専門分野なのです。




それが、戦後の高度経済成長期の陰に隠れてしまい、質の悪い専門分野になってしまったのです。

介護保険制度によって民間介護企業が開けてくれた風穴によって、それまでの保守的な立場にいた介護関係者は気付いたのです(気付いていない人もたーーーくさんいますがf^-^;)

介護は本来の専門分野としてもう一度再生し、真に利用者のためになる専門性を如何なく発揮しなければならない!と。

開けてくれた風穴にそのまま吹き流されて『介護=サービス業』と思い込んではいけません!!




ここで、一つ疑問が・・・



じゃぁ、民間介護企業はただの起爆剤か?結局保守的な業界に風穴を開けただけで、行政には締め付けられるし、マスコミには叩かれるし・・・



そうです!民間介護企業にだって重要な役割があります。




それは『サービス業を追求する!』です。







ん?なんか矛盾してますか?






いいえ!矛盾ではありません。本来こうなるべきだと思うのです。(厚生労働省にそうさせられているという感は否めませんが・・・)



民間介護企業は介護保険事業だけでは、市場競争の中で生き残ることは困難です。ですから、民活と呼ばれる創意工夫をして新たな市場ニーズに合わせたサービスをどんどん展開していかなければならないのです。それが、有料老人ホームであったり、高齢者賃貸住宅です。

こうした事業は介護保険制度では補完しきれませんが、市場では確かに需要があります。つまり求める人がいるのです。

民間介護企業は結果的にホテルやレストランと同じように磨き抜かれた高品質な接客サービス業として進化していくのです。




これはあくまでも持論ですが、介護保険を契機として、公的(準公的)介護を担う事業者と、民間介護事業者が同じスタートを切りました。しかし、前者は介護を担う専門事業者として、後者は高品質なサビース業として、互いに違う道を進むはずです。(厚生労働省的にも制度的にもそういう流れな気がします)

そして、両者はそれを使う人(利用者orお客様)によって選択されていくのだと考えます。

互いに、互いの刺激をうけ、切磋琢磨する良きライバルとして、他の業界には無い公と民の成長が始まっています!!
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この記事へのコメント
あたしは介護はサービス業だと思っています                今通所にいるから余計にそう思う                     療養棟にいればサービス業とは思わないのかなと思います                      むしろ今はそんなこと気にしてないし考えません              毎日一人一人の利用者様のニーズを考え介護をさせていただいております
Posted by ヒイ at 2007年11月16日 06:55
ヒイさん重要なコメントありがとうございます!
ヒイさんのおっしゃるとおり、現場のスタッフさんはみんな利用者のために最善の介護をされていると思います。

今回の記事はやや、経営者サイドなニュアンスがあり、現場の方にとっては良いケアをすることこそが大切で毎日に取り組まれていると思います。

しかし、自分の所属する事業所が果たして『介護』を目指すのか、『サービス業』を目指すかを理解して、それを明確にしておかなければ経営と現場との意思疎通ができずに、衝突が起こるのだと思います。

売り上げ重視で、利用者さん本意の介護ができない!とか、もっと、丁寧な言葉遣いやキレイな営業所にしなくてはお客様に失礼だ!などなど。

業界で起こる衝突はここの考えの違いが大きいと思っています。

いかがでしょう?この現場と経営方針の一致こそが、本当に必要とされるケアを受けてに提供するカギではないでしょうか?(^−^)

Posted by kinsan at 2007年11月16日 21:06
先日、クレジットカードの申し込みをする際に業種をチェックする欄で戸惑いました。
「サービス業」なのか「専門職」なのか(^^ゞ
思わず、その店の店員さんに尋ねたところ、その方も首をひねっていました(#^.^#)

そもそも「サービス業」って何だろう、、と思い、手持ちの辞書で調べたところ、
『教育・医療・金融・不動産・流通・通信・広告・観光業など、モノの生産以外の経済活動を行う産業』とありました。

私のように、わざわざ辞書を引いてまで確かめる人は少ないとおもいますが、一般的に皆さんは「サービス業」をどんなものと解釈しているのでしょうねぇ(#^.^#)

「サービス」という言の葉の解釈の仕方がイロイロあるので、余計に難しいです、というより紛らわしいとすら感じてしまいます(>_<)
何かしら違う 業の種類があればいいのになぁ。。


Posted by RYO−U at 2007年11月17日 23:36
RYO−Uさんコメントありがとうございます!

私も実はmixiで先日まで職種「サービス業」としていました。民間にいた頃に書いたのでその名残なんでしょう。今では「専門職」です(笑)

辞書では医療もサービス業に入るのですね。でもおそらく街頭で「医者って専門職ですか?サービス業ですか?」と聞いたら専門職になるでしょうね。
つまり、一般人には無い専門的な何かを身につけているという認識があるのでしょう。

介護職も一般の誰でもできること、以外の専門性を身につけ、それを広く認識されるようにしていけたらいいなぁと思います。
Posted by kinsan at 2007年11月19日 19:55
はじめまして!
勢いのある濃いブログですね。

私は介護は、専門性の高い上質なサービス業であってほしいと思っています。

お若いので驚きました。kinsanのような20代介護職が、たくさんいれば、ケアの業界もまだまだだいじょ〜ぶ!って思いました。

今後のますますのご活躍を期待しています。
Posted by やぎもと at 2008年05月06日 14:55
やぎもとさんコメントありがとうございます!
サービス業でも専門業でも実質的に利用者様に質の高いケアを提供するということは同じですね。様々な法人格があるため、同じ業界でも考えや捕らえ方が違うのは仕方ないです。
最近は利用者さんに若さを吸い取られてふけてきました。今後もお互い頑張りましょう!
Posted by kinsan at 2008年05月07日 07:37
こんにちは、デイサービス勤務をしているものです。
福祉の問題定義をしているブログを探して
ブログ村から来ました。
いろいろ言いたい表現をこのブログで見つけて 少し安心な気分になりました。

ブログにリンクさせていただきたいと思います。
よろしければ こちらにも足をお運びください^^。
Posted by なつめ at 2008年08月22日 17:54
なつめさんコメントありがとうございます!

何かのご縁ですね!ご訪問いただきありがとうございます!

色々と介護の情報交換していきましょう♪今後ともよろしくお願いします!
Posted by kinsan at 2008年08月24日 09:59
介護業界で働き始めて2か月目の新人です(40代なので年齢的には新人とは言えない見た目ですが・・・)
本日、リーダーとの雑談の中で「介護はサービス業だから」と言われ、大変な違和感を感じたため、自宅に帰り検索してみたところ、こちらの記事にたどり着きました。
記事を読んでみて気づいたのですが、
私も今年の春まで通った短大で「介護はサービス業」とは教えられていなかったため、違和感を覚えたようです。
おかげさまでモヤモヤしたものがなくなりました。記事に書いていただけていたことを感謝いたします。
Posted by こり助 at 2016年06月09日 21:41
こり助さんコメントありがとうございます。

他の記事でも書いたのですが、そもそも日本産業分類では介護は『医療・福祉』という領域に分類されています。
モノではない商品(無形の商品)の販売という点で“サービス”を売っていると言えますが、本来は“専門性”を商品として提供していると捉えるべきなのが介護だと私は考えております。
Posted by kinsan at 2016年06月11日 10:00
サービス業介護でたどり着きました。私は今、特定施設で副施設長という役職で生活相談員をしています。取得資格は看護師です。介護は専門職が行うサービス業だと思っております。業と職種は別物ではないでしょうか?美容室も専門職が行うサービス業ですよね?介護に限らず専門職が行うサービス業はたくさんあるし、基本業は行うこと、職種は行う者と考えています。同じ対等な人間として利用者に接し、その人の人生・個人史・現在を見つめ、そこからその人がより良い余生と最期を迎えられるように専門技術を駆使して支援する専門分野であるは介護という専門職のあるべき観念でその観念をもってサービスを提供するのではないでしょうか?
Posted by at 2017年03月06日 10:58
2017年3月6日コメントの副施設長様
コメントありがとうございます。ご返信が大変遅くなり申し訳ございませんでした。
この記事を書いたのはおそらく10年以上前になると思いますので、当日と現在では私の認識が違っておりますので、そこも含めて見解をご返信いたします。

消費者に対して無形の価値を提供する事業を総して「サービス業」と表すと思います。ですので、副施設長様と同じ考えです。

ただ、更新されておらず古いのですが、日本産業分類で調べていきますと、介護はサービス業に位置付けられておりません。

医療・福祉 という領域に位置付けられております。

ですから上記二つを根拠に私は、介護という無形の価値であるサービスを提供する、専門職による事業、が介護であると考えております。

ですから、表現としては副施設長様に近い認識であるのが現在の私です。
Posted by kinsan at 2017年05月07日 11:29
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Tracked: 2007-11-19 00:42