暴力行為がある利用者は要注意!!

暴力行為がある利用者は要注意!!のページを説明

新着記事一覧 〜最新の記事はコチラです〜

暴力行為がある利用者は要注意!!

あなたの現場に認知症の利用者で『暴力行為』に○がついている方がいませんか?


私が新卒最初に勤めたグループホームでも『暴力行為』の利用者がいました。誘導して少し前を歩いていて、前を向いていました。そして利用者の方を振り返った時に杖でこめかみを殴られたことがあります。他にも電話の受話器で後頭部を殴られたこともあります。
いずれも不意打ちのため崩れこむ程痛かった記憶です。当時は「この人は認知症だから仕方ない」と殴られた後も笑顔で利用者に向き直りました。
そんな私に対して、同僚や上司も「エライ!あの人は認知症だから怒れないし、我慢するしかないよね。仕方ないよ!」と励まされたものです。



さて、先日新規の利用者Mさんがいらっしゃいました。事前情報としてのデータを見ると「暴力行為・有」に○がありました。痛い思い出が頭をよぎります。


Mさんと初めてお会いしました。少し緊張していらっしゃいましたが、他の利用者とも打ち解けていました。

少しお疲れのMさんが休みたいとおっしゃるのでベッドに誘導しました。
そこでMさんの前に立ち「こちらでどうぞお休みください。お立ちになれますか?」と質問しました。
するとMさん「いいから!」と私の体を振り払おうと手であおぐ動作をされました。

そしてMさんニコッと笑いました。




後でご家族に確認したところ、Mさんは“自分でやろうとしている物事に対して先手を打って誘導や手助けをすると手が出る”とのことでした。
また、Mさんはバルーンカテーテルをしているため膀胱洗浄があるのですが、その洗浄がとても痛かったそうです。そしてその洗浄をしたナースが若くて上から目線の人だったそうです。その時Mさんは蹴ったり、手を出したりしたそうです。





な〜〜んだ!





Mさんは暴力行為という症状は無い人なんだ(^−^)と感じました。

そもそも、認知症における暴力行為とは周辺症状です。利用者はなんらかの不安や不満、不快感があり、それを表現する方法として“暴力”が出るのです。

しかし、“暴力”といっても様々です。一般の人や専門職でさえ“暴力行為”と聞くと、「認知症でボケた老人が無差別に暴力を振るう」と考えがちです。

しかし、“暴力”という表現が出ることは利用者からのなんらかの意思表示であり、サインであることを忘れてはいけません。利用者に接する側は表面的な“暴力”にばかり目を奪われず、そのサインを見逃さないでその裏側にあるニーズを探しましょう。
それこそが、“暴力行為”を抑える方法であり、利用者にとっても安心できる環境です。



医療・介護では『記録』はとても大切なことです。『記録』によってスタッフ間、家族、他事業者等と連絡・連携を図るものです。
事前に『記録』から情報を収集することは重要です。しかし、その字面だけでその人を判断したり固定観念を持ってはいけません。

“暴力行為”以外にも“妄想・奇声・徘徊・幻覚”等症状を表す言葉はありますが、その人を表す言葉ではないものが『記録』にはたくさんあります。認知症の方に接する際はくれぐれも思い込み・先入観を捨てて人として接してください!



私を杖や受話器で殴った方も何かしらサインを発していたのでしょう。今思えば、そのサインを見逃して「認知症だから仕方ない・・・」と片付けてしまった私は未熟だったなぁと思います!!




(><)余談ですが、風邪を引きまして昨晩は39℃まで熱がでました。寒さが尋常ではなく、一人で凍えながらゆたんぽのお湯を沸かしなおしている時は辛かったです。体調にはくれぐれもお気をつけください!
少しでも多くの方にこの記事を見ていただけるようにランキングへのご投票よろしくお願いします!あなたの一日ワンクリックの応援、感謝いたします(>o<)
にほんブログ村 介護ブログへ
banner2.gif


Category 認知症

介護の専門性新提案の暴力行為がある利用者は要注意!!のリンクについて

介護の専門性新提案の暴力行為がある利用者は要注意!!のリンクについて
リンクを自由に設置して頂いて結構です。
宜しければ以下のタグをご使用下さい。
この記事へのコメント
初めまして。私もグループホームで働いております。暴力的な利用者さん、いますよね。ですが対応でずいぶんと違うと思いますよ。それと利用者さんの前を歩くと書いてありますが、となりに寄り添うとか、一歩下がって歩く方がいいと思います。利用者さんになにかあるのを察知しやすいからです。それと振り向きざまに叩かれることもありませんよ。老婆心ながらのお節介ですが、申し訳ないです、えらそうなこと言って。
Posted by 新原 at 2008年01月24日 06:20
新原さんコメントありがとうございます!
ご指摘感謝いたします。当時はまだまだ新米介護士でしたので手引き歩行で利用者さんの前を歩いてました。お恥ずかしいです。
グループホームでは夜勤が大変だった思い出が強いです。一人介助して一人部屋で転倒して不穏連鎖・・・新原さんも大変かとは思いますが、一緒に頑張りましょう♪今後も宜しくお願いいたします!!
Posted by kinsan at 2008年01月24日 18:19
あたしきんさんの読んで当たり前のこと言ってるって正直思いました                 認知症じゃなくても暴力振るう方います      なにか訴えてるからするんです          あたしは暴力されたら何故からはいりさぐります   なにもなく暴力ふるうならいけないことと話をするかその場の感じを読取りわざと怒らせ発散させるときもあります                               身体お大事に(*^_^*)
Posted by ヒイ at 2008年01月24日 21:58
ヒイさんコメントありがとうございます!
確かに書いていて当たり前のことだと思いました。でも、介護始めた頃の自分はじめ、まだまだ当たり前では無いと思っている専門職も多いです。事実、Mさんは専門職によるレッテルを貼られてきたんですもんね。
手を出されることは私は良いことだと思います。大事なのはそのサインを受け止めてより良い介護として利用者に返していくことですね!
いつもありがとうございます!
Posted by kinsan at 2008年01月25日 07:06
風邪、大丈夫???

アセスメント
さすがだねぇ。

いつも思うんだけど
若いのに、考えがしっかりしてるよねぇ。
勉強してるしさ。

感動だ!!
Posted by ナース岩下 at 2008年01月26日 01:49
ナース岩下さんコメントありがとうございます!
風邪はなんとか治りました。一人暮らしはこういう時本当に辛いです・・・
お褒めの言葉ありがとうございます!しかし、ご覧頂いたとおり見た目は実年齢に見えないので(涙)利用者さんからも「男はちょっと上に見られたほうがいいのよ」とフォロー?してもらってます。

日々勉強です。先日まだまだ自分の未熟さがわかりました!これからも宜しくお願いします!
Posted by kinsan at 2008年01月26日 07:01
今日このブログにたどり着いて、時間を忘れて拝見しました。
私は最近職場が変わって、やり方やスタッフの姿勢も異なり戸惑うことが多々あります。
ふいに疑問に思うことも、すでにできあがっている環境の中で特に何も言えずにいます。
でも、今日なんだか嬉しくなりました。
kinsanに出会えて良かったと思います。
 
Posted by natu at 2008年01月26日 21:30
natuさんコメントありがとうございます! ようこそ御出でくださいました!未熟者のブログですが、natuさんが何か良いものを見つけていただけたならとても嬉しいです♪ すでにできあがった環境・・・本当に自分の介護の想いとかけ離れていると戸惑うことも多いですよね。 でもそんな職場にも何か良いところはないかまずは探してみてはいかがでしょうか?良いところを吸収し、悪いところは少しずつ変えていく・・・だめなら辞めるf^-^;なんて(笑)介護の職場って千差万別な上に働く人の介護観も差があるものですから、転職もありです。ただ辞める前に何かを掴むことも大事かと。。。長々ごめんなさい! またいらしてくださいね♪
Posted by kinsan at 2008年01月27日 08:23
みんながいる前では暴力は振るわず仮面をつけ

家に送る時に、『あそこの店入って挨拶せにゃならん』と言って『まず家に帰りましょう』と言えば暴力的になったり、迷惑な事をする利用者はなんなんでしょうかね。

認知症患者はよく、赤ちゃんだとか幼稚園児だと比喩されますが、手が出てしまう時点で要注意人物と認識しなくてはいけませんよ。

全くどうしたもんだかを
Posted by はさ at 2012年05月22日 18:24
はささん、コメントありがとうございます。

手が出てしまわれる利用者さんがいらっしゃるのですね。

そう、なんでなんでしょうね・・・?そこからが出発だと思います。
Posted by kinsan at 2012年05月26日 13:03
記事を読みました。暴力は振るう本人が悪いという基本的な常識が抜け落ちているように思えました。「なーんだ、暴力はなかったんだ」じゃありませんよ。暴力はは暴力です。あなたのような方向性のズレた考え方は他の介護職員にはできません。ケアとは誰が行っても同じ成果を出せる援助行為のことを言うのであって、あなたの言われるような職員の無制限の忍従を前提とした奉仕は大きな無理をはらんでいると言わざるを得ません。
Posted by at 2015年07月01日 20:38
匿名さんコメントありがとうございます。

この記事を書いたのは何年前でしょうか。私自身も忘れるくらい以前に書いたものだと思います。
稚拙な内容で大変不快な思いをさせてしまったかもしれませんね。

当時の私の精一杯の表現だったのだと思います。ご容赦ください。

さて、認知症状をお持ちの方が、一般的に暴力と言われる行為を行うことの理由は幾つか考えられます。
そのうち、本記事では、周辺の人的環境含めた環境の影響に対する反応、または自身の欲求や希望、回避に対する行為として現れたBPSDと考える場合。

または、前頭側頭型認知症に見られるような、前頭葉分野の局所的萎縮によって引き起こされる中核症状としての症状と考える場合。

他には、薬による影響や脱水などの反応としての行為などでしょうか。

いずれにせよ、暴力を振るう本人は一般社会的には犯罪にあたる行為です。

しかし、暴力を振るう本人が悪いということを認知症をお持ちの方のそれにあてはめて一般化しようとする匿名さんの解釈では、それこそ介護職という仕事はできるものではありません。

ここで言いたいことは、無制限の忍耐を前提とした奉仕ではなく、対人援助専門職として介護過程としての思考プロセスで本人に起きている現象を考え、そこにアプローチすることを避け、目に見えるご本人の暴力という行為だけに着目しているようでは介護職失格だ!ということです。本記事の真意はそういうところにあったと今自分で読んで解釈します。

しかし、書き方があまりにも幼い頃の自分ですので、真意が伝わっていないことは反省いたします。
Posted by kinsan at 2015年07月01日 22:18
こんばんわ、私も老人介護を仕事として日々頑張っている一人です。今日は、認知が高い方の声掛けがうまくいかず藁にでもすがりたい思いから声掛け検索していろんな記事を読ませていただきました。
どの返答にも皆さんが通ってきた人生が垣間見られ勉強させてもらいました。
ただ、介護にはどこまでいっても答えがなく正解もなく、一人ひとりそれぞれの信念があるからそれぞれの道を築き上げられる、そして道を悩んでいる人を見たら一緒に考えてあげられる。
素敵な仕事だと思います。
医学で証明されているものや、薬で解消されるものなどは専門職でなくても理解しやすい教本で、介護職ってプロや素人はないと思います。どういえばいいのかな・・・・。
わかりやすく言えば合格もなく失格もない、給料アップ・スキルアップなどの為の資格でしょう。
家で家族が無償で行っている介護の
Posted by at 2015年10月09日 01:27
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。