認知症を地域で支える仕組み

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認知症を地域で支える仕組み

今日は制度等の紹介的な記事になってしまいますが、あらかじめご了承くださいm(- -)m

認知症の方を支えるケア方法については色々と書きましたが、今一番大事とされていることは「認知症の方が地域でその人らしく暮らせる」ことです。


私のブログでもそうですが、どうしても世の中の多くは認知症を本人・家族・専門職(医師、看護士、介護士等)だけのものとして考えてしまいがちです。
そこにはまだ家族が認知症であることを世間に隠したり、恥ずかしいこととしてしまう日本の風習があるからだと思います(特に過疎地や山間部では依然根強いようです)。


しかし、高齢化に伴う認知症者の増加、介護サービスの量的限界等、認知症の方を支えるのは家族や専門職だけではどうしても限界があります。


そんな中で、冒頭の「認知症の方が地域でその人らしく暮らせる」ためには、『認知症を支える地域づくり』が必要とされているのです。
認知症の方が徘徊しても住民が声をかけられるような地域、ご家族を支えられる地域・・・そのような地域を作ろうという動きが始まっています。


一つは『認知症サポーター養成講座』です。

認知症や認知症の家族を抱える人を応援する地域住民を養成する取り組みです。その認知症サポーター養成をする『キャラバンメイト』と呼ばれる人の養成講座も行われています。
特別な仕事をするのではなく、認知症に対する基礎的な知識等を学び、認知症に対する理解と、地域における認知症・家族を支えるメンバーとなり、その輪を広げることが目的です。

詳しくは厚生労働省の『認知症サポーター100万人キャラバン』をご覧ください。http://www.caravanmate.com/index.html
地方自治体において開催されていて、無料なものがほとんどのはずです。


認知症の方を支える仕組みとして『成年後見制度』もご紹介したいです。
名前はわりと有名ですが、利用している人を私はまだ見たことがありません。

認知症や障害等によって金銭管理や契約等の判断力が低下している方に対して、後見人を立てて、本人の為にその行為を代行したりする制度です。

昨今、認知症だったり、判断力が低下している高齢者に対してリフォーム詐欺やオレオレ詐欺等が多いようですが、こうした制度を利用することによってご本人の財産や利益、権利を守ることができます。

自治体によって窓口名称が違ったりしますが、今は役所の高齢福祉課や最寄の地域包括支援センター、社会福祉協議会等で相談すれば良いでしょう。

こうした情報や必要性も専門職からだけではなく、先述の認知症サポーター等から発信されるようになる地域になればよいですね。



最期に書籍のご紹介ですが、『認知症と診断されたあなたへ(医学書院)』という本があります。

世の中を見ると認知症を支える家族の心が楽になる本や、介護士向けの介護援助技術的な本・・・色々ありますが、これは認知症になったご本人に向けた本です。「私はこれからどうなるんだろう?」という様々な疑問に一問一答で答えてくれる本です。

もちろんご本人だけではなく、色々な方が読んでも良い本です。


何故この本をこの記事に載せたかといいますと・・・


認知症の方を支える地域に絶対必要不可欠なものがあります。何でしょう?



それは認知症の方ご本人です。



当たり前ですが、そのご本人も地域における一構成員であり、その体験を共有したり、発信したりすることで、その人もまた認知症を支える地域の一人と成り得ると思います。そのご本人に向けたというこの珍しい本をオススメしたかったのです。



地域住民、家族、専門職、そして認知症のご本人・・・・


みんながお互いを助け合って支えあっていける地域。そのために一助になる情報を載せてみました。

私の認知症記事に辛い介護体験をコメントしてくださった方もいました。実は私の祖母も認知症と様々な病気を持っていたために、人権無視の病院、介護施設たらい回しを経験し、最期には目を疑うような変わりよう(痩せこけて・・・その他もろもろ)で他界しました。

少しでも認知症の方がその人らしく生きていける地域を作って行きたい。そう思って行動しています。あなたも是非動き始めてみてください!!
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Category 認知症

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この記事へのコメント
成年後見制度と共に、神奈川の社会福祉協議会では「○○あんしんセンター」と称して権利擁護事業を行っています。

認知症を地域で見守る取り組み。広がってほしいですね。昔に比べ認知症という名前は一般的にはなってきたもののまだまだ周辺症状を含めた認知症そのものの理解にはほど遠いように感じます。
特に家族にとっての認知症という病気の受容の難しさを痛感している日々です。
Posted by おしゃ〜 at 2008年01月29日 20:14
おしゃ〜さんコメントありがとうございます!
権利擁護事業まだまだ認知が低いですよね。私も業界人じゃなかったら知らなかったでしょう。
少しずつ啓発活動も行われているようですが、どんどん広がると良いですね!
認知症はご本人とご家族を支えていくことが大事ですね。私もそこのところでまだまだ未熟だと悩んでいる今日この頃ですf^-^;
良い介護をお互いに頑張りましょうね!!
Posted by kinsan at 2008年01月30日 18:22
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