介護の専門性新提案のコミュニケーションの目的と意義のリンクについて
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コミュニケーションの目的と意義
介護においてコミュニケーションは必須の事柄です。介護に関わらず人間関係を構築する中でコミュニケーションは必要不可欠です。コミュニケーションは人が生まれながらにして持つ、他者への働き掛けの総称であり、その方法は多種多様だと思います。
赤ちゃんが泣くこともコミュニケーションのひとつですし、言葉の通じない外国人と身振り手振りで意思疎通するのもコミュニケーションの一つです。変な話、犬が尻尾を振るのもコミュニケーションの一種ではないでしょうか?
まぁつまり、コミュニケーションは本当に多種多様です。
大きく分けるとコミュニケーションには言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションがあると言われています。前者は言葉によるもので、後者は言葉以外の全て(ジェスチャー、表情、態度等)と言われています。
そして、人間がコミュニケーションをする上で大多数を占めると思われている言語コミュニケーションは実はコミュニケーションの3%に過ぎないのです。コミュニケーションの97%は非言語コミュニケーションであると言われています。
さて、こんなコミュニケーションの実態ですが、その方法論や技術論については様々な書籍が登場しています。
『上司との上手な付き合い方』
『若者の心理を知るための本』
『部下のやる気を上げる方法』
などなど・・・
心理学的根拠に基づいたものから、経験談による人間理解からのアプローチ等が主なようです。
さて、介護においてどのようにコミュニケーションを図れば良いかというのはまたの機会にするとして、そもそも介護におけるコミュニケーションのとはどんな目的や意義があるのかを考えて見ます。
介護においてコミュニケーションの重要性は以下のようなものが考えられます。
1、介助に必要な情報収集
2、信頼関係を構築するため
3、その人の理解を深めるため
4、その人の心にある情報を知るため
それぞれ大事な目的です。1〜4をコミュニケーションを通して収集し、利用者さんへより良いケアをすることが大切です。
しかし、これらの前段階としてコミュニケーションの本当の意義を考えなければなりません。
極論を言いましょう。
『人間は究極的には相手のことを全て分かり合う事はできません』
どんなに、すぐれた援助者でも、親友でも家族でも他者を完全に理解することは不可能なのです。
だって、あなたはあなたであり、その人はその人なんですから。
違う存在なんです。
いくら、戦争の辛い体験を聞いて、共感して、体が不自由な辛さを聞いて、何もできなくなった老いの辛さを受容して、独居で孤独を抱える想いに寄り添ったとしても、あなたはその体験をしてきた人ではないのです。
大事なことは、相手を全く異なる存在であると認識した上で、真摯にその人とコミュニケーションを図ろうとする姿勢なのです。
完全には相手の想いを分かりあうことはできなくても、その人の心に寄り添おうと誠実に相手に向き合うことで、相手は自分の気持ちを分かってもらえている(分かろうとしてくれている)という安らぎや安心を得られるのです。
自分の想いを真摯に受け止めようとしてくれることは、自分の存在を肯定し、大切に扱われているということの実感につながります。
このような行為全てがコミュニケーションです。
コミュニケーションがすなわち介護と言っても過言ではありません。
間違っても相手を完全に理解できたと思ってはいけません。絶対に完全には分かり合えない相手の想いに少しでも近づけるように日々重ねるのがコミュニケーションです。
そして、そのコミュニケーションの副産物として上記の1〜4が得られるのです。
専門家として、コミュニケーションを通じて相手のニーズを理解したと早合点し、画一的にケアをしていくのではなく、利用者にとってかけがえのない存在としてコミュニケーションを図ることこそ介護職の大切な役割です。
また、介護の利用者さんに限らず、人は自分に成否や正誤を示してくれる人ではなく、分かろうと存在してくれている人を深層心理的に求めているのです。あなたも、そんな人を求めていませんか?そんな人が傍にいると安心しませんか?
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Category コミュニケーション
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久しぶりの点火ありがとうございます!
現在コミュニケーションとはその方法論(認知症高齢者とのコミュニケーション技術等)や結果(1〜4のようなこと)に焦点が当てられていますが、そもそもコミュニケーションとは、様々な喪失体験がある中で利用者のことをわかろうと傍で真摯な姿勢でいる存在そのものに意義があると思います。
介護することの中には介助だったり精神的ケアだったり様々なものが内包されていますが、そのどれもコミュニケーションの意義なくしては効果が期待できません。ゆえに介護≒コミュニケーションだと思うのです!
是非ヒイさんの考えを聞かせてください!
そして何より奥が深く…利用者の深い部分を語られた時に言葉が出なくなってしまう事もしばしばあります。でも言葉はなくても寄り添って傾聴する事もコミュニケーションになるんだなってきんさんに教えてもらった様な気がしました(^-^)
そして職員間でもそんなコミュニケーションができればいいんですけどね(>_<)
コミュニケーションなくして、介護は不可能だと考えます。
介護の大事な側面は直接介護ではない精神的な介護であり、それこそが今後専門職に求められている部分だと思っています。
いーやー、いつもいつも覗くとついついコメントしちゃくなっちゃいますね。
言葉にしている部分をどうやって現場で実践されているのかその方法も気になるところです。
非言語が97%というところに非常が非常に興味深いですよね。言語以外のところを読み取ることの難しさ、見落としてしまいがちですし、非言語なので職員間においても受け取りに差が出てきてしまいますしね。。。職員間のコミュニケーションも何より大事ですね!
おしゃ〜さんコメントありがとうございます!
同じような想いで頑張っていらっしゃる方がいると嬉しいです!方法論についてはうちもまだ発展途上です。頑張っていかなければならないところですね!
新しい年度に入って新たな目標や仕事ができています。また是非いらしてくださいな!
日々の忙しさからとかく流されて仕事をしてしまう時にきんさんの言葉を思い出しハッと我に戻る事有ります。自分を見つめ直しています。めぐり会えた事感謝しています。
私も仕事がルーティーンワークになってしまっていることがよくありますよ。こうしてブログを書いていてもそんなに綺麗にできないことが多いです。日々勉強ですね。
コミュニケーションはそれをすることが目的化してしまいがちですが、コミュニケーションを通して利用者さんの傍らに寄り添う存在となることが大事なんだと思います。
これからもよろしくお願いします!
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詳しくは、サポートスタッフ、箕輪(マナー&コミュニケーション研究所 内)まで。ご来場をお待ちしております。